よく晴れた4月のおわりに、2週に渡って農園体験会を開催しました。
参加いただいた人数は、21日が100名(うち子ども50名)、28日が120名(うち子ども60名)と沢山の方がむかし野菜の邑へ訪れてくれました。

むかし野菜の邑を支えてくださっているお客様は、ほとんどが関東と、福岡に集中していて、地元大分での認知と普及がこれからの大きな課題です。
地元大分で食や健康、地域社会の農業のあり方に、少しでも興味のある方へ私達の活動の一端を伝えるべく、農園体験会を開催する運びとなりました。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。


堆肥つくり

むかし野菜の根幹である「草木堆肥」を作る工程を体験しました。

  • 草と木を主原料にする理由とは
  • 野菜を美味しくする「土」のちからとは
  • 堆肥の中で活動する無数の微生物のはたらきとは

堆肥つくりは、最も大切な仕事です。これがなければ、むかし野菜はむかし野菜ではなくなります。味と、香り。歯切れの良い食感。それを生む「土」を作るためのミネラルや微生物の働きの話を交えながら、実際に草を広げ、牛糞と、チップを上に広げてもらいました。
堆肥つくりの過去の記事はこちらhttp://mukashi-yasai.moon.bindcloud.jp/wlwp1/2019/02/01/

種まき

サラダセット・小松菜・青梗菜のタネを蒔いて、水やりまでを体験しました。夏野菜と春野菜の同居するこの時期特有である、夏野菜の合間をぬって、畑のスペースを最大有効活用する「むかし野菜流タネまき」を行いました。

  • まきすぎ、少なすぎに注意
  • 土のかけかた
  • 水のやりかた

簡単そうなタネのまき方も、そのひとつひとつの丁寧さで、最終的な出来栄えに大きく影響します。また、あの小さなタネの一粒が成長して、美味しい野菜になる。そんな生命の神秘も少し感じられたと思います。

おやつ作り

自家製小麦のスコーンとビーツのジャム・自家製きなこで食べるやせうま。団子を上手にのばして、沸騰したお湯に入れ茹でる作業を体験しました。自家製きなこは前日に焙煎して、風味と大豆の味をしっかり感じてもらいえるようにと、準備を整えました。昨年収穫した分の小麦粉は野菜饅頭などで好評だったため、すでに在庫がありませんが、6月の中頃には今年の収穫ができます。今年はいまのところとても順調に生育していて期待が持てそうです。

収穫体験

実際に畑では、どのように野菜ができているのか?草木堆肥のみで育った多様性に富む土を踏みしめながら全身で感じてもらいました。

  • 人参
  • 大根
  • 玉ねぎ
  • ブロッコリー
  • 青梗菜
  • スナップエンドウ

農園ランチ

待ちに待った農園ランチ。一日を通じて体感してもらった「土作り、タネまき、収穫」を農園ランチで締めくくり、最後は食べて感じてもらいました。すべてのメニューのほとんどを農園の野菜で作るランチメニューは10種類以上。麦ごはんのおにぎりにはじまり、スープ、漬物各種、コロッケ、ピザ、わけぎのヌタ、コールスロー、ちしゃもみ、ビーツの茎で作るキンピラ、ビーツのサラダ、ビーツの酢漬けなどなど。

子どもも大人もみんな口いっぱいに頬張ってむかし野菜の味を楽しんでいただきました。

 

関東・福岡中心のお客様の数をこれからは、地元である大分へもっと浸透させたい。また、健全な土作りから健康な野菜、地域社会の発展と明るい家庭への架け橋ととなるように。そして一人二人とお客様の輪が広がっていくように、むかし野菜の活動はこれからも続きます。