定植を終えたトマトの苗。今年も最高に美味しいトマトを実らせてくれ。

続々と夏野菜の苗が畑に植えられていき、「さぁ、またこれから忙しくなるぞ」と気合の入る時期になってきました。

農園では、月・水・金曜日が出荷日のため畑仕事を進められず、火・木曜日は貴重な一日となりフル回転での作業日となります。多い日では1日に12本の畝へ堆肥を入れて、鍬・レーキを掛け畑を作る日もあります。そんな4月は夏野菜の定植がピークを迎える時期。

ピーマン・パプリカ・万願寺・伏見とうがらし・トマト・フルーツトマト・ナス。ズッキーニ・かぼちゃ、里芋、さつまいもなど。

代表である佐藤は、出荷日も収穫を済ませると畑へ出て植え込みやその他の段取りに向かってくれる。仕事が遅れずに回っているのはそのおかげ。

なかでも、トマトやピーマン、パプリカなどの果菜類(実をつける作物)には「先肥」といって全ての苗1本1本に対してスコップ1杯の堆肥を追加する作業を行います。

果菜類は、枝や葉を成長させる「栄養生育」と、花や実をつける「生殖生育」とに大きく成長段階が別れます。十分な収穫のためには「栄養生育」の段階で正しく枝葉を大きく成長させる必要があり、むかし野菜の邑では「先肥」というカタチで作物のために栄養分を補給しています。これも草木堆肥が低チッ素であるがゆえに生まれた工夫です。


あれだけ作ってあった堆肥も残すはこれだけ。急いで作らねば。

いま定植中の夏野菜の苗は、早くて7月の中旬頃から、長ければ11月の終わりまで収穫できるようになります。この間も支柱を立てて、棚を設置して誘引と追肥梅雨が来て、台風をやり過ごして、と仕事は山のよう。そもそも、2月はじめに種を蒔いて仕込み始めた夏野菜。気づけば一年を通じてほとんどの間夏野菜のことを忘れる日はありません。

そうやって、繰り返す一年間ですが、決して同じ一年はありません。
野菜同様に、日々成長しつづけてむかし野菜の価値を高めるため、今日も抱きる限りのことを発信し続けます。

来週はいよいよ農園体験会ですね。たくさんのお客様に会えることを楽しみにしています。

次回は、むかし野菜の定期便についてお話しします。
では、また次の金曜日に。